Windows 7 と Karmic


MacBookWindows 7 Ultimate と、Ubuntu 9.10 を追加してトリプルブートにしてみました。インストールする順番は

  1. Snow Leopard
  2. Windows 7
  3. Ubuntu
  4. rEFIt

で。
まず Snow Leopard をインストールする段階で、HDD のパーティションを切っておきます。今回は先頭から半分の 250GB を Mac OS に割り当てました。これで /dev/sda1 が EFI、/dev/sda2 が HFS+ となります。残りの 250GB を WindowsUbuntu に割り当てるわけですが、この時点で Windows のインストール予定地は FAT としてフォーマットしておきましょう。そして Windows 7インストーラで拡張オプションを選択し、/dev/sda3 を NTFS にフォーマットしなおします。あらかじめ FAT として確保するのを怠ると、Windowsインストーラが「このハードディスクにはインストールできません」と非情なメッセージを吐いてくれやがります。
デフォルトの状態ではマルチタッチトラックパッドサウンドが動作していません。そこで Windows のドライバを Snow Leopard の DVD からインストールします。これで二本指スクロールも動作するように。ちなみに DVD を挿入すれば、勝手にインストールしてくれます。

エクスペリエンスインデックスはこんな感じに。まあ、悪くないかな?

Ubuntu のインストールは手動パーティションを選択し、/dev/sda4 を ext4、/dev/sda5 を swap として作成しました。既に Windows 7 がインストールされていますので、GRUB のインストール先は /dev/sda4 を指定してください。MBR に入れてしまうと、少し悲しいことになるかもしれません。
MacBook 5,1 の Jaunty には再起動ができない不具合がありましたが、Karmic では既に解消しています。キーボード、トラックパッドサウンドといった各種デバイスもデフォルトで動作します。Broadcom STA と NVIDIA GeForceプロプライエタリドライバだけを Jockey から導入すれば、ほぼ完璧な状態になるかと思います*1

*1:実は液晶のバックライト調整だけがまだ動作してなかったり