JD の最新版をパッケージングしてみる

jd_1.9.9-080415をアプリケーションの追加と削除からgutsyに導入したいのですが、
やり方が良く分かりません。
jd_1.9.9-080415が入っているhardyリポジトリを追加したら
よく分からないアップデートがはじまって結局導入できませんでした。

Gutsy の JD のバージョンは 1.8.8 のようですね。Hardyリポジトリも見てみたのですがこちらは 1.9.8 で、最新の 1.9.9 のパッケージは見あたりませんでした。一時的に APT-LINE を Hardy に向けてインストールしようとしても、JD は libc に依存しているようで混ぜるな危険、という状態みたいです。そこでパッケージングの練習がてら、自分でパッケージを作ってみました。参考にしたのは以下のページ。

パッケージ情報を作成するところまでは問題なく進むのですが、いざビルドしようとすると


$ dpkg-buildpackage -rfakeroot
のところで Makefile がないと言われてしまいます。JD は autoreconf -i した後に ./configure して make するのですが、ここは手動でやっておかねばならないのでしょうか*1
ですが、自分の環境で ./configure すると、prefix が /usr/local になってしまいます。パッケージにするならば /usr 以下に入れなければまずいかと思い、--prefix=/usr オプションを追加してみました。こういうアドホックなことはしちゃいけないような気がするけど……。
パッケージはなんとか完成したようです。Live CD で起動した環境にインストールしての動作も確認しました……が、Live CD の libpang のバージョンは 1.18.2 のようで依存エラーが出てしまいます*2。私の常用環境だと 1.18.3 がインストールされているので、>= 1.18.3 という依存情報を持っているのが問題のようです。Live CD 上で upgrade をしようとしても 1.18.2 が最新と言われるのですが、何で私の Gutsy には 1.18.3 が入ってるのだろう?
あ、それから Hardy リリースおめでとう!

*1:やってみたら上手くいった

*2:設定を見送りにしてインストールはできちゃうけど