ATOK のよいところ

以前のエントリで「文節単位で変換していれば、AnthyATOK の致命的な差みたいなものはないよ」ということを書きました。確かに Anthy の辞書は、頻出単語の優先度がやたら低かったり*1することがあるのも事実ですが、単語の並びは使い方次第で変わってきますし、十分実用に足るレベルです。
さて日本語入力というと変換部分ばかりが注目されがちですが、入力を支援するフロントエンド部分はどうでしょうか。

漢字の意味、用例を変換候補の横に表示してくれる辞書機能。日本語を入力していると、どの漢字を使ったらよいか迷うシチュエーションも多いものです。*2
この機能は SCIM + Anthy にはないものですし*3、日本語で長文を書く人にとっては ATOK 圧勝の嬉しい機能かもしれません。ブログエントリを書くにしても、つまらない誤変換がなくなるかもしれません。それはそれで味がなくなるかもしれませんが。

*1:「きょうと」を変換して「京都」が最後というのは不自然な気がする

*2:叔父と伯父とか

*3:もしあったらごめんなさい