ノウハウの賞味期限

Ubuntu は半年ごとにメジャーバージョンが上がります。その際の変更により、半年前のノウハウは役に立たないどころかむしろ悪影響を与えることがままあったりします。
例えば 7.04 の頃。Beryl で 3D デスクトップが大流行し、インストールの手順があちこちのブログで紹介されました。そして 7.10 では compiz が標準搭載されたため何もせずとも 3D デスクトップは動作するようになりましたが、そこに無理矢理 Beryl を入れようとして自爆する初心者のなんと多かったことか。
本当は古い記事に対するフォローアップをしていくのが理想なのですが、なかなかそういう訳にもいきません。アップデートの度に古い記事を全面的に見直すのは大変な手間がかかりますし、かといって初心者に「バージョンをきちんと確認せよ」というのも酷な話かと。
そこでこの手の技術的記事に限らず、ブログエントリを投稿する際に「記事の賞味期限」なんてものを設定できるようにしてみたらどうでしょう。賞味期限が切れると自動的に目立つ文字で警告が出たりするわけですよ。
この記事は賞味期限が切れています。うかつに適用すると食あたりを起こす可能性があります。
とか。