Launchpad 2.2.1 リリース!
Launchpad の 2.2.1 が 1/28 にリリースされました。このリリースによって、PPA を利用するための設定にも修正が必要になります。
サイン用公開鍵の追加
PPA のパッケージがビルド時から変更されていないことを確認できるよう、パッケージに署名が行われるようになりました。署名を検証するため、パッケージをインストールするユーザは利用する PPA の公開鍵をあらかじめインポートしておく必要があります。
鍵のインポート方法はヘルプを参照してください。
PPA の URL とアップロードパスの変更
PPA へのアップロードパスが従来の ~user/ubuntu から ~user/ppa/ubuntu に変更されました。パッケージをアップロードする際には .dput.cf の記述を変更する必要があります。
PPA のアーカイブのアドレスが ppa.launchpad.net/user/ubuntu から ppa.launchpad.net/user/ppa/ubuntu に変更されました。PPA のユーザは sources.list を変更する必要があります。しばらくの間は旧アーカイブのアドレスも有効ですが、できるだけ早く新アドレスに設定を変更してください。
また Launchpad 上の PPA のオーバービューページ URL が launchpad.net/~user/+archive から launchpad.net/~user/+archive/ppa に変更されました。
パッケージの自動削除機能
従来は削除したパッケージや、新バージョンによって古くなったパッケージも PPA のオーバービューページから使用することができましたが、今後はそのようなパッケージを自動で削除するようになりました。
- 削除されるか、古くなったパッケージにマークします
- 30 日間保留されます
- PPA のサーバからパッケージを完全に削除します
1/28 の Launchpad 2.2.1 リリース後には、削除された、または古くなってから 30 日以上経過しているパッケージが削除されます。注意してください。