VMware Server 2

VMware Server のバージョン 2 が登場しました。リリースノートにもありますが、今回より Hardy にも正式対応です。他にも 64bit 環境に対応したり管理用ツールがブラウザベースになったりと、様々な変更が見られます。というわけで早速インストールしてみました。

ホストが CentOS だと突っ込まれそうですね。実は i386 版は RPM を使って CentOS にインストールしていたりします*1x86_64 版は ML115Hardy 上へ、tar ボールからインストールを行っています。でもって CentOS 上の Firefox からそれぞれのサーバに接続し、ゲストとして Hardy を起動しています。管理部分は以前の vmware-server-console よりもずっと便利になった感じですが、やはり tomcat なアプリだからかパフォーマンスが気になります。ブラウザベースって使う分にはお手軽なんですけどね。
インストールの手順は VMware-server-2.0.0-116503.x86_64.tar.gz を展開し、vmware-server-distrib/vmware-install.pl を sudo で実行するだけなのですが、ここでひとつ注意。vmware-config.pl で構成の設定を行いますが、そこで初期管理ユーザを設定する箇所があります。


The current administrative user for VMware Server is 'root'. Would you like to specify a different administrator? [no]
そのまま Enter すると root が管理ユーザになってしまいます。Ubuntu の場合 root はパスワードロックされてますので、デフォルトでは VMware Server に接続できなくなってしまいます。ここは必ず [yes] を入力し、次の質問でユーザを指定してください。

Please specify the user whom you wish to be the VMware Server administrator [root]
あとはブラウザから https://サーバのアドレス:8333 に接続し、管理ユーザでログインしてください。
これで 64bit なサンドボックスが手に入ったので、色々と試してみようと思います。

*1:仕事で使うので検証を...