Ubuntu Linux入門キット 改訂版―8.04対応

UbuntuLinux入門キット改訂版8.04対応 (INTRODUCTION KIT SERIES)

本屋さんでチラ見してきました。導入ガイド + はじめの一歩、というところでしょうか。
Ubuntu は「まず知ってもらう」という Linux デスクトップ最初にして最大のハードルはなんとか越えた感がありますが、そこから先にユーザが根づくかどうかはまだ解りません。ここ一年くらいで、興味を持ってくれている人が爆発的に増えているのは実感としてありますが、「ちょっと触ってみた」から先に進む人、ましてや既存の環境をすべて捨てて Ubuntu 一本にしてしまうようはハードコアなユーザはまだまだほんの一握り、という印象です。
導入はこれ一冊でいいわけですが、ユーザを根づかせるためには「その後なにに使ったらいい？」という疑問に答えるものが*1今求められているのかな、なんて思ったりもします。
ちなみにこの本の隣に羽山博氏の Ubuntu 本がありました。Dapper 時代にこんな本が出てたんですね。羽山氏といえば Linux を本格的に使い始めた頃、Vine Linux の解説でお世話になった記憶があります。あれは確か全文を Web で読めた記憶が。

Ubuntu Linux6スターターキット (Starter KIT series)

*1:その疑問に対する回答は本質的に無理なんだけど