Ubuntu Linux 入門キット 12.04 対応

[rakuten:neowing-r:10752590:detail]
Ubuntu Linux 入門キットは、日本で最初にリリースされた Ubuntu 解説本です。最初のリリースは Ubuntu 6.06 が出た 2006 年で、それから LTS のリリースごとに版を重ね、今回で 4 冊目となります。もともとは Japanese Team リーダーの小林さんが執筆していたのですが、今回の刷新にあたり、水野が執筆を担当しました。また過去の 8.04 / 10.04 対応版は改訂という形で出版されたのですが、今では Ubuntu の中身もずいぶん変化しているため、今回は 12.04 のリリースに合わせて、全ページを書き下ろしています。
Japanese Team が執筆している Ubuntu 本といえば Ubuntu Magazine があります。うぶまがはとてもよい雑誌で、旬の話題や様々な Tips といった美味しいところを「つまみ食い」できる、バラエティに富んだ構成になっているのですが、その反面、まったく予備知識のない初心者が最初に読むテキストとしては向かない部分もあります。本書ではそのあたりをカバーすることも考え「Windows はちょっと使ったことがあるけど、Ubuntu は完全に未経験」という人が、これ一冊で一通りのオペレーションを行なえるようになるよう、必要な事項を網羅したつもりです。
さらに、単にデスクトップのオペレーションを解説するだけでなく、その背後にある Ubuntu の思想とコミュニティについてや、サーバー版、ARM 版についても言及しています。Ubuntu 本は市場にたくさんありますが、12.04(Unity) 時代の入門書としては、その中でも割といい出来になったのではないかなと思っています。
そんなわけで、よかったら手に取って頂けると嬉しいです。