Emacs から ATOK X3

Emacs から ATOK を使って日本語入力を行う場合は、IIIMECF を使う必要があります。Gutsyリポジトリにある IIIMECF はバージョンが古いので、サイトから 0.75 をダウンロードして使用します。このバージョンは ATOK X3 に対応しており、Emacs22 では mule-ucs を必要としません。*1
tar ボールを解凍したら、バイトコンパイルしてロードパスの通った場所にファイルを設置します。手順は README に記載されているのでそれに従います。
.emacs の設定は以下のようにしてみました。tcp 接続は使いません。

;; atokx3
(setq iiimcf-server-control-hostlist (list (concat "/tmp/.iiim-" (user-login-name) "/:0.0")))
(require 'iiimcf-sc)
(setq iiimcf-server-control-default-language "ja")
(setq iiimcf-server-control-default-input-method "atokx3")
(setq default-input-method 'iiim-server-control)

C-\ で input-method がトグルされるはずです。キーバインドATOK のデフォルトに従っているようで、カーソルキーで文節の長さを変え、Shift + カーソルキーで文節移動します。できればここを C-o、C-i で文節長調整、C-f、C-b で文節移動という SCIM + Anthy スタイルに変えたかったのですが、そういうドキュメントは見つかりませんでした。キーバインドが違うだけならまだ我慢が出来るのですが、変換中に間違えて C-f を押した時に Emacs からの応答がなくなってしまうのが致命的です。回避策はまだ解りません。EmacsATOK を使っている人は、キーバインドをどう設定しているのでしょうか?

*1:Gutsy 標準のバージョンでは Emacs22 を使っていても、依存関係で mule-ucs がインストールされてしまいます